My unforgotten song
Film project from 2016
This project is a long-term video project that I began in 2016 in the town of Yubari, Japan.
From 1890, with the beginning of coal mining, the previously small town experienced dramatic development. The population rose to 50,000 people by 1920 and reached its peak in 1960 with 116,908 inhabitants. In 1990, the town's last colliery was finally closed and with it its largest employer, which led to an exodus of the young population. In March 2007, the town only had around 11,300 inhabitants. In July 2017, there were only 8,600 inhabitants left: 50.05% of them are over 65 years old and less than 5.54% are under 15 years old, both of which are negative records in the whole of Japan.
There used to be a total of 28 elementary schools in this city, which were built in different periods of time. More than half of these buildings have already been demolished. Today, there is only one elementary school in the whole of Yubari that is still operating as such. As is common in Japan, each school in Yubari had its own song. What fascinates me about this situation is the content of the school song lyrics, as they contain special influences from the coal town and the mining industry. Through the songs, you travel back in time and experience the spirit that was inherent in the town at that time.
In my project, I interview the former children and have them sing their old school song at the end. I'm going to show this work as a 28-channel video installation in a school which is curently the only operating elementary school in Yubari.
„忘れない歌“ は北海道の夕張市で菊池史子がはじめた映像プロジェクトです。
2016年3月にリサーチ目的ではじめて夕張市を訪れた際に市内の小学校が統廃合を繰り返えした結果合計28校の小学校があったことを知り、その小学校がそれぞれ持っていた校歌について興味が湧きました。夕張市の歴史は時代ごとに分けると炭鉱初期・炭鉱全盛期・炭鉱閉山期・財政破綻後となります。夕張市の主な小学校は炭鉱の坑口がある地区に建てられました。小学校の校歌は各々にその時代のこの土地に何があったのかを物語っています。
菊池はこの校歌が語る夕張市の歴史を出発点とし、膨大な資料や現地調査を行いました。そして、閉校した小学校を卒業した卒業生に当時の思い出について語ってもらい、母校の校歌を歌ってもらいます。
2021年現時点で24校分の撮影が終了しています。残る4校(清陵小、真谷地小、奥鹿島分校、遠幌小)が完成次第、夕張市内で展覧会を開催する予定です。
FOTO | MANAMI SATO
活動歴
2016
北海道札幌市天神山アートスタジオ主催の「アートとリサーチ北海道の旅とプロジェクトのプラン作成、アーカイブワークショップ」に参加し、初めて夕張市を訪れる
https://ws2016.tenjinyamastudio.jp/
滞在制作 | 10月1日-11月5日(45日間)
小学校の跡地の現地調査と撮影 | 丁未小学校、清水沢小学校、夕張小学校、南部小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
メディア掲載 | 新聞: 10月6日北海道新聞空知版、北海道新聞夕刊一面・11月4日北海道新聞空知版・11月22日毎日新聞・11月25日日本経済新聞(電子版)
テレビ: 11月1日NHKおはよう北海道・11月15日HBC今日ドキッ!
助成・協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
2017
作品上映 | 夕張国際ファンタスティック映画祭
2016年に撮影した4作品を上映
メディア掲載 | 3月1日北海道新聞空知版・10月17日北海道新聞全道版ひと2017欄
協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
滞在制作 | 9月13日-10月1日(18日間)
鹿島東小学校、第二小学校、紅葉山小学校、鹿ノ谷小学校、滝の上小学校、若菜小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
助成 | 公益社団法人 朝日新聞文化財団・ほっかいどう遺産WAON
2017
ワークショップ「景色をなぞろう」| 9月21日
夕張在住の児童生徒向けに映像ワークショップを開催
主催 | 宮文祭実行委員会
助成 | 公益社団法人 朝日新聞文化財団・黄色いハンカチ基金
2019
滞在制作 | 2月1日-2月28日(28日間)
福住小学校、鹿島小学校、幌南小学校、のぞみ小学校、登川小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
協力・助成 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
Copyright © 2019 All Rights Reserved Fumiko Kikuchi
2020
滞在制作 | 2月10日-3月15日(34日間)
中間発表として夕張市民研修センターにて2020年2月15日から2月22日まで(日曜休館)展覧会を開催する。
共催 | 一般社団法人清水沢プロジェクト
後援 | 夕張市教育委員会・北海道新聞夕張支局
助成 | 公益財団法人朝日新聞文化財団・アサヒ芸術文化財団
協賛 | LGエレクトロニクス・ジャパン・オンキヨー株式会社・株式会社プリンストン
展覧会ポスター
滞在制作チラシ
展覧会チラシ
My unforgotten song
Film project from 2016
This project is a long-term video project that I began in 2016 in the town of Yubari, Japan.
From 1890, with the beginning of coal mining, the previously small town experienced dramatic development. The population rose to 50,000 people by 1920 and reached its peak in 1960 with 116,908 inhabitants. In 1990, the town's last colliery was finally closed and with it its largest employer, which led to an exodus of the young population. In March 2007, the town only had around 11,300 inhabitants. In July 2017, there were only 8,600 inhabitants left: 50.05% of them are over 65 years old and less than 5.54% are under 15 years old, both of which are negative records in the whole of Japan.
There used to be a total of 28 elementary schools in this city, which were built in different periods of time. More than half of these buildings have already been demolished. Today, there is only one elementary school in the whole of Yubari that is still operating as such. As is common in Japan, each school in Yubari had its own song. What fascinates me about this situation is the content of the school song lyrics, as they contain special influences from the coal town and the mining industry. Through the songs, you travel back in time and experience the spirit that was inherent in the town at that time.
In my project, I interview the former children and have them sing their old school song at the end. I'm going to show this work as a 28-channel video installation in a school which is curently the only operating elementary school in Yubari.
忘れない歌
映像プロジェクト
„忘れない歌“ は北海道の夕張市で菊池史子がはじめた映像プロジェクトです。
2016年3月にリサーチ目的ではじめて夕張市を訪れた際に市内の小学校が統廃合を繰り返えした結果合計28校の小学校があったことを知り、その小学校がそれぞれ持っていた校歌について興味が湧きました。夕張市の歴史は時代ごとに分けると炭鉱初期・炭鉱全盛期・炭鉱閉山期・財政破綻後となります。夕張市の主な小学校は炭鉱の坑口がある地区に建てられました。小学校の校歌は各々にその時代のこの土地に何があったのかを物語っています。
菊池はこの校歌が語る夕張市の歴史を出発点とし、膨大な資料や現地調査を行いました。そして、閉校した小学校を卒業した卒業生に当時の思い出について語ってもらい、母校の校歌を歌ってもらいます。
2021年現時点で24校分の撮影が終了しています。残る4校(清陵小、真谷地小、奥鹿島分校、遠幌小)が完成次第、夕張市内で展覧会を開催する予定です。
活動歴
2016
北海道札幌市天神山アートスタジオ主催の「アートとリサーチ北海道の旅とプロジェクトのプラン作成、アーカイブワークショップ」に参加し、初めて夕張市を訪れる
https://ws2016.tenjinyamastudio.jp/
滞在制作 | 10月1日-11月5日(45日間)
小学校の跡地の現地調査と撮影 | 丁未小学校、清水沢小学校、夕張小学校、南部小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
メディア掲載 | 新聞: 10月6日北海道新聞空知版、北海道新聞夕刊一面・11月4日北海道新聞空知版・11月22日毎日新聞・11月25日日本経済新聞(電子版)
テレビ: 11月1日NHKおはよう北海道・11月15日HBC今日ドキッ!
助成・協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
2017
作品上映 | 夕張国際ファンタスティック映画祭
2016年に撮影した4作品を上映
メディア掲載 | 3月1日北海道新聞空知版・10月17日北海道新聞全道版ひと2017欄
協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
滞在制作 | 9月13日-10月1日(18日間)
鹿島東小学校、第二小学校、紅葉山小学校、鹿ノ谷小学校、滝の上小学校、若菜小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
協力 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
助成 | 公益社団法人 朝日新聞文化財団・ほっかいどう遺産WAON
Copyright © 2019 All Rights Reserved Fumiko Kikuchi
2019
滞在制作 | 2月1日-2月28日(28日間)
福住小学校、鹿島小学校、幌南小学校、のぞみ小学校、登川小学校出身の卒業生のインタビュー撮影を行う。
協力・助成 | 一般社団法人 清水沢プロジェクト
2020
滞在制作 | 2月10日-3月15日(34日間)
中間発表として夕張市民研修センターにて2020年2月15日から2月22日まで(日曜休館)展覧会を開催する。
共催 | 一般社団法人清水沢プロジェクト
後援 | 夕張市教育委員会・北海道新聞夕張支局
助成 | 公益財団法人朝日新聞文化財団・アサヒ芸術文化財団
協賛 | LGエレクトロニクス・ジャパン・オンキヨー株式会社・株式会社プリンストン